Q.アロマセラピーって、どこからきたの?

引き続き中学校のお母さま方からの、ご質問です(≧▽≦)

Q.アロマセラピーって、どこからきたの?

A.はい、前回申し上げましたが、アロマテラピー(セラピー)という文言は近代になって作られた呼び名で芳香療法を意味しています。

そう命名したのはフランス人であり、その後ジャン・バルネ医師やマルグリット・モーリー女史などにより、
今、私たちが知りうる形で利用されるようになりました。

その意味からですと、ヨーロッパから来た形と言えるのでしょう。

しかし、私たち日本人が欧米的なアロマセラピーに触れたのは実はまだまだ日が浅いと言えます。

なぜか・・・は長くなりますので、
そのあたりは、ハーブ魔女の勉強会で詳しく(;^ω^A
という事で本題に戻りますね!


さて、サマンサは、先の質問を担当の方からメールで頂きました。
おそらく、質問を寄せたお母さまは現在日本でみられるアロマセラピーとは、いつ頃どこから入ってきたのか?を尋ねてらっしゃるのだと思います。
それに関して、ハッキリ何年に!どの国から!
とは断定し難いんですが、実はアロマセラピーはひととき、影を潜めていた事があります。

それは、近代、
特に先進国で大量に人工的な化学成分により匂いを作り出すようになり、天然の芳香は必要とされなくなった時が続いたからです。
ただ不思議な事に、そういった便利さがもたらされた頃から、あらゆる不定愁訴を訴える人々が増えてきたのです。

そういった症状は身体のみならず精神的にもおこってきました。
特に女性が社会進出していたアメリカ。
ニューヨーク等のオフィス街で男性と肩を並べて働く女性たちにみられたと聞いています。

彼女たちはあらゆる病院や現代医薬を試したり、
精神科やカウンセラーの門を叩いて助けを求めた中で、
天然・純粋・完全な精油を使用したアロマセラピーにたどりついたのです。

人工的な恩恵によって片隅に追いやられた芳香療法。
ある意味人間の歴史と共にあったこの旧い療法が、マテリアルでエコノミックな世界で戦う女性(もちろん一部には男性も)を助けたのです。

日本は、ある戦争をきっかけとして、アメリカと特別な関係にありましたし、
それは今も継続中であると言えますが・・・
いわゆるアメリカで流行る事は日本にもやがてはやって来ます。
アロマセラピーもそういった形で最初は入ってきたのでしょう。

ですから、サマンサの捉え方として、
先の質問に答えるとするならば
最近のアロマセラピーはアメリカ経由で、約20~30年(ハッキリは言えませんが…)ほど前に日本に入ってきた・・・
としておきます(*^.^*)

最初は形から・・・
そういったものは結構ありますよね。
しかし、それが根付くのは本物でなければならないのです。

今や日本も働く女性は多く、社会はより複雑化し、女性のみならず男性もお年寄りも子供もバランスを崩しやすい状況下にあります。
そして、精油がもたらす作用で何と言っても素晴らしいのは、
『バランスをとる』
という作用です。

身体と心の均衡が崩れそうな時、アロマセラピーは優れた療法です。

日本でも、単なる匂いの為だけではなく認知されてきたからこその質問だと思いました。

アロマセラピーを忠実に芳香療法とするならば、
実はアロマセラピーは日本にも古くからありました。
ですが、あくまでも一般的な解釈での答えとして、お伝えしようと思います(*゚ー゚)ゞ

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク