原爆の日に…

70年前、わずか70年前のこと
暑い暑いこんな日の、雲のカケラ一つない夏の空の空中で
大きな光る死の花火が開いたんですね。
この国は又、行く先を見失いかけているような…
不穏な見えない空気感が忍び寄る…
その事を口にするのもタブーのような…
最近、先の戦争に関する番組も少なくなってきた気がするのは
サマンサだけかなぁ…
今日は、いつにもまして、真摯にお祈りさせて頂きたいと思います。
光ともに蒸発するが如く昇り消えた命に…合掌
光ののちの黒き雨にうたれ、やがて長き苦しみに耐えし命に…合掌
平和に…合掌
平和を…合掌
一瞬が一生を左右し、決定づける事を、時に人は忘れてしまう。
記憶の証人が、いなくなってしまう事を、もっと真剣に思わなくてはいけない。
先年、訪れた広島原爆記念館(記念…には抵抗がある)では
実際に被曝経験のある方もボランティアでガイドされていらっしゃったが、
ご高齢で人数も少なくなったとの事。
複雑だったのは、
多くの外国人が真剣に見学する中、
日本人見学者が思いの外少なく感じたこと。
日本人なら、1度は見学し、被曝の日や戦争自体に関する
事に思いを馳せる事は必須なのではないんだろうか…
あの日、蝉しぐれ(クマゼミの音は時雨なんて生易しいもんじゃないけど)の中、
一瞬の、そして長い長い苦しみの始まりが確かにあったことは風化させてはいけない。

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