文化は模倣によって進化する…
先人の知恵や建造物などを基本や参考にして
あらゆる文化は発展を遂げてきたのは確かだし
それが悪いことであるとは一概には言えない。
でも、どう考えてもまるで同じ!…な事例も最近は特に多いみたい。
インスピレーションが重なったり、どこかで記憶に刷り込まれたものが
どこかでデザインやら文章やらに紛れ込んだり
スパイスとして効かせてみたりはあって当然かもしれないけど
もう、間違い無いんじゃないの…?
というくらいに類似した物がまるでオリジナルな物として表現され発表される。
まして、国をあげてのイベントのエンブレムに使用されるのは…
ここを曖昧にして、国家の尊厳(大げさかな…)は保たれるんだろうか…?
どこかの国を笑えないんじゃないかな…
知識や経験、手法の継承は学びとして成立するけど、
全く乗っかってしまうような作品をオリジナルとして堂々とかざしてしまうのは
どんなものなんだろう…
丁度、テレビでは渦中のデザイナーがアートディレクターとして
トートバッグデザインのトレース(いわゆる上書き写しでしょ)を認めたというオンエアが流れている。
だからと言って、、今回の五輪エンブレムデザインも、
彼がパクったとも未だハッキリは言えない。
インスピレーションから、ラフ起こし、
実際の製作過程までの詳細などで、証明していくことも重要だと思う。
フリーデザインとして利用できるツールも多い今、
こういった問題はライン引きが難しいだろうけど、こんな時代だからこそ尚更、
審議の上で国際社会に恥ずかしくない対応を見せてもらいたいと思います。
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