当時、香料を採るために栽培していた
北海道富良野のラベンダーは
安い合成香料の登場により、需要が激減
1970年には、多くのラベンダー農家が
畑を潰したそうだ
そんな中、今では有名な富良野ラベンダー畑の
景観を守りたい❗…そう思ったのが
この7月に生涯を閉じた富田氏だったそうです。
今では、日常の生活衛生製品などに
精油やハーブが使用されてきましたが
未だそれは最近の事です。
歴史的には、その遥か前に
精油やハーブセラピーの元祖、欧米では同じ事が
起こっていました。
アロマの歴史上、とても哀しい事。
日本は約30年ほど遅れて起きました。
又、欧米では精油は香料としてのみでなく
現代化学医薬が新興してくるまでは
精油が天然の薬としても利用されていたのです。
日本でのハーブ、アロマの歴史は未だ未だ浅く
精油も匂いつけや香りを楽しむだけのものだと
思っている方も多い中、
富田氏のラベンダー畑を訪れた方が感じた薫風や
美しい景観により日本でもラベンダーの認知や
アロマセラピーへの興味を深めてくキッカケの一つになった事は想像に難くありません。
その功績は大きいものです。
ラベンダーは、夏の暑い暑い午後に
一番精油腺が開くと言われています。
サマンサは未だ富良野のラベンダー畑を
訪れた事がありません。
ラベンダーが薫る美しい紫色の波間に
いつか必ず立ってみたいなぁ~
ラベンダー畑を護って、ラベンダー咲く夏に逝った
日本のハーブの先駆者に敬意を表して
少しでも、サマンサたちも何かを繋いでいかなくてはならないなぁ~って感じています。
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